20年やってわかった徒手療法の施術効果

整体コラム

えー、正直にお話します。

僕は20年間徒手療法をやってきましたが僕に出来ることは筋を緩めることしか出来ません。

いきなりぶっちゃけたわけですが、でも治療は出来るようになりました。

このことが意味することは、筋を緩めるだけで治療が出来るということです。

僕は、鍼灸師であるにも関わらずずっと治療が出来なくて悩んできました。

『どうやったら治療できるのだろうか?』

ずっと疑問を持ってきました。

「カイロプラクティックの学校に行けば出来るようになるのかな?」
「オステオパシーの学校に行けば治療が出来るのかな?」
「整体の学校に行けば治療できるようになるのかな?」
「治療系のセミナーのほうが良いのかな?」

こんなことを考えながら悶々とした期間をずっと過ごしてきていました。

あなたはこんな悩みをお持ちではないですか?

もしお持ちなら、朗報です。

治療するために上記のような学校に改めていく必要はありません。

ただ、やはり最低限の知識は必要になるのでもちろん勉強は必要ですが、どのぐらいのレベルのものが必要かというとあはきや柔整の学校で習う基礎レベルで十分です。

いま、こんなことを思っていますか?

「でも、筋の緊張を緩めることしか出来ないのに治療が出来たとか大げさじゃない?」

とか。

そうですよね。そう思ってしまいますよね。

治療できない時は色々やってしまう

僕もそう思ってしまって、色んなジャンルの勉強をつまんでしまったんですよね。

インソールが良いということを目にすればインソールの勉強をしてみたり、アナトミートレインが良いという事を目にすればアナトミートレインの勉強をしたり、トリガーポイントが良いと聞けばトリガーポイントの勉強をしたり。

色々勉強をしました。

確かに、これらの知識は無駄にはなりませんでした。

ですが、僕にとって現在の確信をつかむことは出来ませんでした。

僕の勉強不足と言われればそれまでですけどね。。。

でも、結局色々やって行き着いたのは結局シンプルな答えだったんですね。

それが、『筋の緊張を緩める』ということだったんです。

行き着いた結果、他にもわかったことがあります。

それは、『筋の緊張は様々な症状を出す原因となっている』という事だったんですね。

めまいや頭痛、可動域制限、関節の変形、痛みなどなど。

本当に色々な症状です。

他にも間接的なことを言えば鬱であったりそういうことも言えるのですが、そういう話は今回は抜きにしておきます。

ただ、先程も言いましたが、僕が確信をもって言えるのは、手を触れて刺激を与えることで筋の緊張を緩めることが出来るということです。

では、筋の緊張を緩めることで治療が出来るということはわかった。

でも、それだったら今までと何が違うの??同じじゃないの?

という疑問が出てきますよね。

筋の緊張を緩める事で治療は出来る

筋の緊張を緩めることで治療は出来ます。

ただ、闇雲に緊張している部分を緩めるだけで効果を感じることが出来るかというとそうではありません。

効果を感じるためには効果を感じるように工夫しないといけないのです。

では、治療効果が出たと判断するにはどうしたら良いでしょうか?

従来の考え方だと、施術前後のビフォーアフターに改善が見られたら効果があったという判断が出来ると思います。

なので通常施術前に検査をして、施術後に同じ検査をするという方法が通常だと思います。

ですが、よく考えてみて下さい。

施術前の検査に使用する手技は何を使いますか?

可動域検査ですか?症状によって使い分けるからケースバイケースですか?

僕達が施術する患者さん(お客さん)は病院でいまいち原因がわからなかった方が多いと思います。

画像診断や、検査で明らかな判断がつかなかったか、原因の特定が微妙だったのでお医者さんとしてもはっきり治療対象にするわけもいかない方達が多いと思います。

つまり、お医者さんのやっている検査法では僕達の施術対象である方達のビフォーアフターを判断するには最適な方法ではないということです。

そもそもここに問題があるのに、それでも可動域検査や徒手検査をする事でなんとか科学的なアプローチを試みていたということです。

結構無理がありますよね。

という事で、従来のビフォーアフターでは効果の判定が出来ないのでは?と思い始めました。

そう思い始めてからは、ビフォーアフターをとれなければ科学的に効果を検証することなんてできない。。と途方に暮れている時あることに気が付きました。

それは、筋肉がゆるんでいく過程が手に感じられれば効果として出ていることがわかるというものでした。

ゆるんでいく過程がわかるという事は、いちいち施術の前後でやるような検査をしなくても効果を把握しながら施術出来るわけです。

後は、患者さんのペインスケールを取れば問題ないですよね。

実際ペインスケールを取るという検証はしていませんが、話を聞くと痛みが全く無くなったという声もよく聞くので自分で感じ知恵いる効果と同様に患者さんも効果を感じてくれていると判断しています。

施術の最中で効果を感じれるって素晴らしくないですか?

僕はこの事に気がついてから、施術の深みがかなり深くなりましたし、今もどんどん幅も広がっています。

ただ、このように書くと新しい技術のようにとらえられてしまったりする事が僕は嫌です。

新しい技術ということにしてしまうと今まで様々な施術方法が出てきたものたちと同じになってしまって特別なことを習得しないといけないという認識になってしまうのが嫌なんです。

そうではなく、やっている事は何も新しいものではない、今までのもので十分通用するという事をわかってもらいたい。

そして、当時僕も悩んでいた治療効果を出すためにはそもそも何を勉強したら良いのか?という『無駄の多い悩み』のない状態にこの文章を読んでいる人達なってほしいと思っています。

〇〇式療法とか△△式施術とかいうものにしたくありません。

僕は、筋肉に刺激を与えたら弛んでいくという事を丁寧に見ていっただけです。

誰にでも出来る方法です。

何なら今すぐにでも出来ます。

ここで僕は悩んでいます。

これを皆さんにお伝えしていきたいのですが、どのようにお伝えするか非常に悩んでいます。

一番いいのは実際に施術しているのを感じ取ってもらって、お伝えしていくのが良いのですが、それをどうすれば実現できるか悩んでいます。

とりあえず、今の段階ではいい方法が思いつかないのでまずは文字ベースでお伝えしていこうと思っています。

言葉で理解しないといけないことも結構あるのでしばらくそれをコンテンツとして公開していきますね。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

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