腰痛になった鍼灸師が太ももの筋肉のストレッチをする理由~鍼灸師が腰痛に!対策と改善方法!(3)~

骨盤が前に倒れる 整体コラム

今回はこのシリーズの第3回になります。

腰痛になった鍼灸師(僕のこと)が腰痛を改善するために自分の体の使い方を見直した結果、太ももの前側の筋肉と腹筋が弱っているという事が判明。太ももの前側の筋肉を伸ばし、腹筋を鍛えるという対策をとることにした。

というところで今回に続いてきた訳ですが、細かい話を知りたいという方は鍼灸師が腰痛に!対策と改善方法!から順にお読みください。

太ももの前側の筋肉をなぜ伸ばす必要があるか?

太ももの前側の筋肉が短くなると、体の構造上、腰が反りやすくなってしまいます。

その理由を説明していきますね。

下の図を見て下さい。標準の筋肉の長さの場合

さて、この図は今から説明する話の内容の基準となるのでしっかり見ておいてください。

この図は、正常な骨格の図になります。腕と肋骨ははずしてます。

この図の説明をします。赤い線は太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)の模式図になります。

この筋肉の長さが短くなってしまうと腰が反りやすくなってしまいます。

実際に赤い筋肉の長さを1%だけ短くしてみるとどうなるか見てみます。

筋長1%短縮

いま、赤い線が骨盤から出て、すねについてます。この筋肉が短くなると、体がやや前傾姿勢になったのがわかりますか?

わかりやすいように、標準の状態の骨格を薄いグレーでも記入しています。

少しわかりにくいかもなので、筋肉の長さを5%短くしてみます。

5%前傾

極端に起き上がってしまいました。

つまり、太ももの筋肉が短くなると、体がやや前傾姿勢になるという事です。

前傾になってしまった体はその後どうなるかというと、前傾になってしまうと生活がしづらいので、ほかの部分で正常に保とうとします。

実際はこのようになります。

1%反り腰

見てもらったらわかると思いますが、腰が反ってしまっています

筋肉の長さが1%短くなるとこのような感じです。

では5%ではどのようになるか?もうお分かりですね。

5%反り腰

このようになります。

明らかに反ってしまっていることがわかると思います。

お分かりになっていただけましたでしょうか?

太ももの前側の筋肉が短くなると腰が反ってしまうという典型的な例をお話しさせていただきました。

では、今度は腹筋が弱くなるとどうなるか?という事についてお話しさせていただきます。

腹筋が弱くなるとどうなるか??

腹筋には骨盤を後ろに倒す働きがあります。

わかりやすいのは、太ってくるとおなかが前に出てきます。妊娠してもそうですね。

おなかが前に

そうなると、前に出てきたおなかが骨盤を引っ張ってしまいます。

骨盤が前に倒れる

 

 

 

 

 

 

 

骨盤が引っ張られると、腰が反ってしまうという事になります。

その骨盤が倒れないように引き上げるのが腹筋の力になります。

つまり、腹筋の力が弱くなると骨盤が前に倒れるのを支え切れなくなって腰が反ってしまうという結果になるという事です。

まとめ

今回はわかりやすくするために単純なケースで話をしましたが、実際は腰が反るだけではなく、股関節ががに股になったり外側に開いたりして、負担を全体に散らすようになります。

そうなると、問題が複雑になってアプローチが困難になるのですが、基本はこのようなイメージです。

筋力をつけて、筋肉に柔軟性を持たせることで、関節がコントロールしやすくなります。

そして、体の位置感覚をしっかり身につければ、自分の体がおかしく動いていることもわかるようになり、痛みの出ない体の使い方を自分で見つけることが可能になるのです。(位置感覚について詳しくは→病院でシップと痛み止めを処方されたあなたに腰痛の本当の原因と対策を説明します

 

痛みの出ない生活を自分で作れるようにしましょう。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

追記

今回話した内容の基本はすべてこの本に書かれています。

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