さて、リラクゼーションのフランチャイズ契約を検討している方に騙されてほしくないので、業界の裏側をお話ししたいと思ってこのシリーズを書き始めました。
今回は初期費用編ということでまとめていきます。
運営費編はこちらから読めます→【運営費編】リラクゼーション、マッサージ業界に参入前に要チェック!フランチャイズで大丈夫?
初期費用(内訳)
- ☆加盟金
¥3,000,000 - ☆本部研修費(3ヶ月)
¥900,000 - 物件取得費
¥1,200,000 - 内装工事費
¥3,000,000 - 外装工事費
¥900,000 - ☆設備・備品・その他
¥2,500,000 - ☆広告宣伝費
¥800,000 - 合計
¥12,300,000
どの位かかるのか?
初期費用に関しては何が正しいかというと基準があいまいなので正直わかりません。
ただ、はっきりしている実際同じ規模のお店と比較した時にどうなのかという点です。
ちなみに僕がオープンしたときにかかった費用は768万程度です。
僕のお店の規模はベッド数8床で、22坪。駅から徒歩15分弱。歩くと結構ありますね。
費用の具体的な内訳はこちらにまとめています→リラクゼーションサロン開業費用公開!当店は768万円かかりました。
それと比較しても500万弱の差があります。
さて、その500万弱がどこに流れているのかというとほとんどフランチャイズの親会社に流れる仕組みになっています。
1230万円のうちの500万円がフランチャイズの親会社支払うことになります。ほぼ半分です。
もう完全に親会社のためにお店を出すようなもんですね。
しかも、開業した後に利益が出るのであれば検討してもいいでしょうが、開業しても親会社のための仕組みがわんさかとあります。結果的に利益が出ればいいですがほぼ出ないか、赤字になるでしょう。
資金が底をついて閉店です。完全に親会社のためにやっているようなもんですよね。
僕の知り合いが働いているお店はこのパターンで閉店しました。1年もたたずです。
裁判も検討していましたが「開業した責任はオーナーにあるし、売上の上がらない場合もあると説明されていたので難しいかも。。。」とぼやいていたと聞きました。。
そら、売上の上がらない場合もあるし責任はオーナーにあるでしょう。ですが、『ウチと契約すれば○○百万の利益が出る!』と書かれた資料を見せられれば売上が上がると言われているようなもんだと思いますけどねぇ。
ちなみに運営費に関してもこちらでまとめています→【運営費版】リラクゼーション、マッサージ業界に参入前に要チェック!フランチャイズで大丈夫?
具体的にどの部分が無駄なのか
まず、加盟金の300万ですがフランチャイズをするなら仕方がないかもしれません。ただ、利益がしっかり出るというのであれば300万円でもいいと思いますが、この契約内容を見る限りまったく利益が出るとは思えません。
フランチャイズ契約者のためというよりも自社のためという感じがしてなりません。相場として300万にしておけばいい。取れるところからとっておこうという感じがします。
本部研修費の90万については微妙ですね。このフランチャイズ会社では開業後の売上を300万と予想しているので、300万を月に稼ごうとするとスタッフを最低でも、10人は揃えないといけません。多ければ20人で回すことになるでしょう。
仮に15人で回すと考えて、一人当たり6万円の研修費用。高くはありませんが、本当にこの通りなんでしょうかね。
最初は売上も上がらないから人をそろえると大変ですよとか言われて5,6人で回すかたちに落ち着いてしまうかもしれませんね。6人で90万とすると一人15万円。んー微妙ですね。
ただ、一人育てるたびに数万円も支出していては絶対に利益なんか出ませんよ。数万円もかけて育てたスタッフがいつ辞めるかもわかりませんしね。
広告宣伝費に関しても80万は高すぎです。20万円もあれば十分宣伝できます。ほとんどが親会社の利益でしょう。
もし、広告宣伝費の中に店舗の看板も含まれるというのであれば、今度は外装費が高いのでは?となります。
設備備品も250万もかかる訳がありません。当店では150万弱程度かかっています。
おそらく、券売機や顧客管理の為の機械を導入するためだとかいう理由でしょう。これも半分ぐらいは親会社か関係会社の利益になると思います。
まとめ
そもそも、フランチャイズの親会社はこれだけ儲ける自信があるのに自社でチェーン展開しないのか?
理由は簡単です。リスクがあるからです。スタッフの管理が大変。売上の確保が大変。競争が激しい。そういったリスクがあるから自社でやるよりもそのノウハウを高い値段で売ったほうが利益が出るのです。
つまり、フランチャイズの親会社のお客様はあなたなのです。
しっかり考えて本当に自分にとっていい参入の方法を考えてください。
ぜひ、ゆっくりご検討ください。今の時期がチャンスですという言葉を言われても気にすることはありません。競争が既に激しい今もう少し様子を見ることも必要だと思います。
最後まで読んでいただきありがとう御座います。



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