マッサージやボディケアのベテランはなぜうまいといわれるのか?(その3)

技術コラム

前回のおさらいをしますね。

マッサージやボディケアの上手い人は具体的に以下の3つがあるという事でした。

  1. 触ってほしい場所がわかる
  2. 適切な圧がわかる
  3. 適切な触り方がわかる

前回は、適切な圧が分かるという事について説明していたところでした。

お客さんに圧を加えていくと、あるタイミングである事がおきるのです。

それは何かというと

お客さんが○○と感じる瞬間に△△

という風になることに気づいたのです。

その○○と△△を答えていきます。

お客さんが○○と感じる瞬間に△△

答えは

お客さんが痛いと感じる瞬間に動く

という事です。この、動くというのはお客さんが動くという事なので、お間違いなく。

お客さんはこちらの施術を無防備に受けています。

当然、気持ち良いぐらいの圧で押してくれるだろうと思っているわけです。

施術者はそんなお客さんへ徐々に圧を加えていきます。お客さんは徐々に強くなる圧を感じています。

次第にくわえられる圧が自分にとって気持ち良いと思う強さに到達します。

お客さんは「あー気持ちいい」と思うでしょう。

次第に気持ちいいと思う瞬間も超えていって、『いたぎもちよい』圧に到達します。

この辺りでお客さんは「もうそろそろその位でいいんだけど。。。」と思い始めます。

でも、まだ圧は止まる気配を見せません。さらに圧が加わっていきます。

そうなると、お客さんも痛みに耐えるために体勢を整えなければならなくなります。

この時わずかですが、筋肉や体自体に動きが生じます。

このポイントが圧の限界点です。

このポイントが分かれば後は微調整をすれば適切な圧を認識できるようになるというわけです。

100%のお客さんにこの事が通用するか?

ただ、100%のお客さんにこの事が通用するか?というとそういう訳ではありません。

通用しない場合もはっきりしています。それは、

  • 単純に痛いのが好き
  • 我慢することに意義がある
  • 強い方が効果がある
  • 強いのはダメ
  • さするぐらいの方が効果がある

といった、上記のような考えを持っている人は仮に自分が痛いと思っていてもそれを我慢しないといけないと考えてしまいます。いくらこちらがイタ気持ち良い感覚の強さを提供しようとしても、そもそもイタ気持ち良い程度の強さでは効果がないと考えているのでもっと強い圧、弱い圧を要求してくる訳です。

適切な圧はわかるけど、お客さんが強い圧を求めてくる

ただ、お客さんが「もっと強い圧だったら治るかもしれない」と考えているのであればある程度はお客さんの考えを尊重して、お客さんに寄り添ったサービスを提供する事も必要だと思います。

頭ごなしに「このぐらいの強さじゃないと効果が出ませんよ!!」という感じで強い態度で接するようではよくないと思います。

お客さんを指導していくのも施術者の使命だとは思いますが、頭ごなしに指導していってもお客さんの考えは変わらないことのほうが多いでしょう。むしろ、希望する圧で押すことが出来ないと判断すれば、お客さんは「この施術者は下手だ」という考えになってしまうかもしれません。

お客さんに寄り添いながらお客さんの意向に沿いつつ適切なタイミングで適切なアドバイスを送ることでお客さんも気づいてくれるようになると思います。

では、次回は適切な触り方について書いていこうと思います。

今回も読んで頂き有難うございます。

 

 

マッサージやボディケアのベテランはなぜうまいといわれるのか?シリーズ

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