よく、2対6対2の法則とか、8対2の法則とかいわれますが、以前職場の人に言われたりしたことが違和感だらけだったので考えを整理しました。
以前いわれたのは、「下2割は辞めてもらおう」「下2割はどうしようもない」ということをよく耳にしていました。
その時は、
「辞めてもらっても結局2対6対2になるんじゃないの?」
と思っていたのですが、そういう考え方でもないですよね?
結論から言えば、
組織において、下2割という分け方は無意味です。
パレートの法則
8対2という法則はパレートの法則というらしいです。
経済以外にも自然現象や社会現象等様々な事例に当て嵌められることが多い。 ただし現代で言われるパレートの法則の多くは、法則と言うよりもいわゆる経験則のたぐいである。自然現象や社会現象は決して平均的ではなく、ばらつきや偏りが存在し、それを集約すると一部が全体に大きな影響を持っていることが多い、というごく当たり前の現象をパレートの法則の名を借りて補強している場合が少なくない。
また主要な一部(80:20の法則で言う20%の部分)だけが重要で、残りは重要ではないという説明がまれに見られるが、それも本来のパレートの論旨とは無関係である。
出典 パレートの法則 wikipedia (閲覧日2015/12/21)
実際はパレートの法則とは違うみたいですね。
しかも、若干内容が変わって『パレートの法則』として使われている感じですね。
ただ、経験則としてこの話が成り立っていて、かつ、この話を当たり前のように使用されて不利益をこうむってしまっては、たまりませんからこの考え方自体がどうなんだろうという疑問を持っておくほうがいいと思います。
結局2対6対2(8対2)になる?
確かに、経験則で仕事の出来る人出来ない人は必ず出てきます。そういう意味では2対6対2という考え方も出来ると思います。全員が全員まったく同じ能力の方が逆に怖いですよね。
違いがあるということは必ず優劣が出てくるんですよね。
うちのサロンでも仕事の出来る人出来ない人があります。
ただ、これはあくまで切り口の問題ですよね。
切り口を変えてみる
うちのサロンで、技術の優れた人がいます。お客さんから人気の施術者です。
この人はとても仕事が出来るという判断になります。そのため、この人の場合は2対6対2で言えば上位の2割に入ります。
しばらくすると、この人はシフトを守らないという傾向が出てきました。
そうなると、どうですか?技術は確かにすばらしい。でも、時間通りに現場に入らない時がある。この人は仕事が出来ると判断して良いのでしょうか?
確かに最初は仕事が出来ると他のスタッフからも人気がありました。しかし、時間通りにこないという負担が他のスタッフに影響を与えだすと評価は一変します。
他にも、スタッフ同士のコミュニケーションがとても上手いスタッフがいました。年長者の方だったので、皆も慕っていました。何かトラブルがあるとその人に相談して、物事を決めていました。
ですが、自分が間違っている事をしていてもそれを強引に通してしまう傾向がありました。
この方に対してどういう評価をしますか?
他にも洗濯や掃除を積極的にやってくれていても、電話対応を嫌がるスタッフだったり。
では、どうすればいいのか?
もしそういう場面に遭遇したときどうすればいいのか?
その時は、必ずといっていいほど偏った考えになってしまってます。なので、冷静に考えてください。下の2割と判断したその人にお世話になっていることが必ずあるはずです。
- シフトに協力してくれたことがないですか?
- 話をしたときに丁寧に受け答えしてくれませんでしたか?
- 自分の話したことが面白くないことでも笑ってくれませんでした?
- 気がついたら掃除してくれていたことはなかったですか?
- 皆と協力して和を保とうとしてくれたことがありませんでした?
- お客さんの対応で皆の見本になるところはなかったですか?
- 自分のミスを黙って見守ってくれたことが無かったですか?
- 自分が言いにくいことを他の人に言ってくれたことが無かったですか?
- 皆が話をして盛り上がっているときに一人黙々と仕事をしてくれたことが無かったですか?
- あなたはそんなに完璧なのですか?
- 自分がやりたいようにするのにその人が邪魔なだけじゃないですか?
下2割の人と判断しても、ゆっくり共に成長していけばいいじゃないですか?ゆっくりじゃ駄目ですか?いそがないと駄目なんですね?あなたが急ぎたいからその人が下の2割になったんですね?
まとめ
結局、人それぞれ個性があるという事です。良い面、悪い面それぞれ皆持ち合わせています。
有る部分では頼りないけれでも、有る部分ではとても頼れるということが普通にあるのです。
大事なことはその人をしっかりと見てあげることが必要だと思います。本当に仕事をやる気がないかも知れません。そうであれば、やる気が無いという判断を大切にするべきだと思いますけどね。
最後まで読んでくださりありがとう御座います。


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